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今年も無事に。

ギャラリーユリイスさんで開催されていた
自由に描けF0展
無事に行ってまいりました。
そのにわからは
アトリエの子たち、
私の圧に負けて筆を取った保護者の方たち、
毎年この時だけはと来てくれる子たち、
初めて参加してくれた子たち、
35点出させていただきました。
2年前、とにかく好きなものを乗せて貼って重たかった作品を描いた子は
1年前、どれだけ垂らすかというくらい絵の具を乗せて
今年、ふっと力が抜けたような、引き算をしたかのような「四季」を描いてくれました。
1年前、大好きなイチゴを描いた子は
今年、もちろんイチゴなんだけど、
ピンクや赤だけじゃなくて、水色とかも使って、イチゴのタネもストローでぽちぽち描いてみて、
表現の幅が広がっていました。
制作の時、紙コップが欲しい、
紙コップに色を塗って遊びたいと言った子は
それも作品の一部に「キッチン」を生み出しました。
うまく描けなくて、消して!!とごねた子は
私にあっさりあしらわれて、
さてどうするかと思ったら
画用紙に描いた絵を切り抜いて
どん!と貼って躍動感ある「うみとくじら」を生み出しました。
もう全員の解説を書きたいくらい。
でもその中で、思わず感極まったのが小学生二人組の
「そのにわのゆか」
11月で移転を決めたアトリエの象徴的な絵の具まみれのクッションマット、そのものでした。
ふたりの愛を感じたよ。
この展覧会、何が好きなのかよく考えたことなかったんだけど笑、ユリイスのボボさんとまいちゃんがいいんだな。
普通のギャラリーとか展覧会って、静かに見て回って終わり、が多い。
それが、この2人のおかげで、これはどんな人が描いたのか、どうやって描いてるのか、そんな話を気軽にできる。
だから賑やかで長居してしまう。
アートの敷居がとにかく見えなくなる。
こんな展覧会、そうそうないような。
5周年おめでとう。
これからもよろしくお願いします。
参加してくれたみなさんもありがとう。
また来年。